見てみたら。…な、なんか久々に本気の「萌え」を感じてしまった…。


【ききみみ頭巾】
きつねの子が高い所にある木の実が取れなくてピョンピョンしてるんだけど、手足の動きが妙にもったりしててカワイイ(*´Д`)それで通りかかったおじいさんに木の実をとってもらうんだけど、それに感謝したきつねは夕日が沈むまでおじいさんの後姿を見送る…健気だよきつねたん!!

後日、お礼をするため、おじいさんをおうちにおまねきするきつねたん。アーモンド型の真っ黒な目で見つめて、もったりした手を繁みの向こうから「くいっ、くいっ」とお誘い…アァン!!

そして家で寝込んでいたきつねの病気のお母さんもこれまた…(*´д`*)布団から一生懸命身体を起こして、


⊃頭巾


て、息子の恩人であるおじいさんに差し出してるの!!手の形が本当に「⊃」←コレ。なんだこの健気なきつね親子!!


そんなこんなで、きつねから貰った頭巾のおかげで長者さまから金一封を貰ったおじいさん。そのお金できつねのためにアブラアゲをどっさり買って帰りましたとさ。


…って(*´Д`*)タマラン!!ホントにTVの前で悶えてました…。きつね可愛いよきつね。おじいさんもピュアピュアだよ!!素晴らしいイノセントワールドっぷりに純粋に萌えるしか術がありませんでした…。



【キジも鳴かずば…】

こっちは打って変わってダークサイドストーリー。救いが無いですが、主人公?のお千代ちゃんが暗黒系美少女(実写ならきっと栗山千明であろう)に成長していた辺り素晴らしかったです。声は市原悦子だけど!!


てかこの話、自分がどこか別のところで見た話では…(以下微グロなので注意)


昔、貧乏な父娘がいた。貧しいながらも楽しく暮らしていたが、ある日庄屋の家で小豆が盗まれる騒ぎが起こる。そこでこの幼い娘が手毬をつきながら「♪赤いまんま食うた♪」と歌っているのを聞いたという村人が庄屋達と共に父娘の家へ。

「盗みなどしていない」と罪を否定する父だが、父娘の貧しさから誰も信じてはくれない。追い詰められた父親は、鎌を手にすると、娘の腹を切り裂いた。

中から出てきたのは血に染まった粟だけだった…。


というお話です。無実な分、更に救いが無かった…。


アニメの動きは最小限だし、声優さんが演じてるわけでもないのに、どうしてここまで萌えるのか自分でも不明です。。


そして「童話」と「おとぎ話」の違いも初めて知った!!